韓国ドラマ「恋人」公式blog

第１７話　告白　[最新情報] [編集]

１7話　告白

今回はガンジェとミジュの幸せそうな顔を何度も見ることが出来ました。
話題だったイ・ソジン氏の海辺での歌、いかがでしたか？
主演ドラマ「火の鳥」オリジナルサウンドトラック６番トラックにイビョル（離別）と言う曲で参加していますのでイ・ソジン氏の歌声はご存知の方も多いと思いますが「離別」の時はまだお年が若かったからでしょうか声が高かったようです。
歌うほど楽しいことがなかったというガンジェ。
俳優は声が勝負と言う言葉が実感させられます。
俳優さんが歌う時には歌の上手下手とは別に歌詞の表現力がまた一味違う気がします。
ガンジェが歌った曲も素敵な歌詞でしたね。あんなふうに目の前で歌われたらどんなに感激するでしょう。ミジュはとても嬉しそうです。キム・ジョンウンさんの顔が輝いていましたね。しっかりとミジュの手を取ったガンジェ、心から幸せそうなお二人に私たちも思わず笑顔になります。

 

        

                                       

 

       

そしてホテルの部屋に戻った二人は抱き合って眠るわけでもなく、そのまま朝まで床で過ごすことになります。このシーンは監督 はじめ皆さんがどう表現するか大変苦労したそうです。ひとまずキム作家の台本の指示通り演じてみて　まだ物足りなさを感じ途方にくれたシン監督はイ・ソジン氏とキム・ジョンウンさんに台本や監督のことを考えず自然に演じてみてくれるように言って、スタッフを皆はずしてカメラだけ延々と回し続けたんだそうです。そしてお二人が相談をしてこのような演技になったそうです。シン監督は意外と面白く出来ましたと感想を述べ、ロッカールームのシーンと共にお気に入りのシーンだそうです。

 

イ・ソジン氏にコミカルな演技の才能がありそうだとキム・ウンスク作家がおっしゃったのは正にこういうシーンだったのではないでしょうか。セクハラ・キム先輩に反撃する為ミジュに暴行犯にされたガンジェ、特に何か面白く演技したわけではないのに何処となく笑えてしまう感じ、今までにはあまり見せなかったイ・ソジン氏の姿だったのではないでしょうか。

母ヤングムの“あの女はおしまいよ。”と言う言葉にミジュが心配になったセヨンは急ぎ病院へ行ってみますがミジュはセミナーで出張中、そしてガンジェへの電話でミジュと一緒である事がわかります。冷静でクールを装っていたセヨンもついに切れたようで携帯電話を投げつけます。ユ・ミヌが演じた若い頃のセヨンの態度を彷彿させるものでした。

                                            

                        

          

 先回りしたサンテクと真打登場と後から入ってきたガンジェに挟み撃ちにされ、次に殴りあう時はお前が死ぬ時だといわれたチャンペもまたミジュを襲うことに失敗したものの　ヤングムの“お互い様”と言う言葉に２０年前の出来事を思い出しドンギュにかぎは自分が握っていると迫ります。今までにないほどチャンペが策略家であることを境間見せてくれます。

 

さあ、いよいよ佳境に入りました。ガンジェとカン会長、カン会長とセヨン、セヨンと母ヤングム、ヤングムとチャンペ、チャンペとガンジェ、ガンジェとユジン、ユジンとミジュ、そしてミジュとガンジェ。ストーリーはエンディングに向かってドラマチックに展開していきそうです。
　　お楽しみに !

 

■　活躍する脇役　パート　１２　　キム・ドンギュ

    
ガンジェの上司で仕事も出来ないのにガンジェを執拗にいじめるキム・ドンフン役を演じるのはキム・ドンギュ。本恋人シリーズでは「パリの恋人」で自動車会社の広報誌編集長役、また神戸での撮影で話題だった「ガラスの華」でも編集長役として出演しているほか2007年には「愛に狂う」にも出演しており、ＳＢＳのドラマを中心に活躍しています。お気づきの方も多いと思いますが、ドラマのスタートでセヨンの身代わりでミジュとお見合いをしてミジュから高級 ワインロマネ・コンテを顔めがけて盛大にブッ掛けられた いやみな男。そうなんです、それが実はガンジェの上司でセヨンの友人、キム・ドンフンだったのです。

■ 活躍する脇役　パート　１３　イ・スンヒョン

ミジュの就職も請け負わず、ミジュのお尻を触ったり、下心まる見えで食事に誘ったりと執拗にミジュに迫る医大のセクハラ先輩、しかしそのたびにガン様のお出ましです。今度はミジュがガンジェを牟所帰りの暴行犯のヤクザと紹介したことでびくびくと怖気づきます。そんなセクハラ先輩を演じたのはイ・スンヒョン。本恋人シリーズは「パリの恋人」「プラハの恋人」ともに出演しています。またそのほか日本で放送されたドラマ「オールイン」「ラブストーリーインハーバード」「オンリー・ユー」「私の名前はキム・サムスン」等など数え切れないほどですので皆様よくご存知の助演者でしょう。最新作「ＨＩＴ」、まだ日本では未放送ですが話題のドラマ「ロビイスト」等引っ張りだこと言えるほど出演作品の多い俳優です。

■　活躍する脇役　パート　１４　ソ・ヒョンギ

テサンの命令でチャンペの店にもぐりこみ、チャンペの動向を探りいち早くテサンに知らせたのは子分のヒョンギ。エキストラから出発したソ・ヒョンギが演じています。「ガラスの靴」「ロマンス」「男の香り」等に出演して主に悪役を演じています。その後公益勤務に入り今作品が除隊後の作品になるでしょう。またこの冬日本でも放送が決定した「京城スキャンダル」にも出演しています。ところでこの役名のように韓国では役名が俳優名と似ているもしくは同じ場合もあるようです。

 

■　お耳拝借

実はよくご指摘やご質問があるドラマ中で使用されている曲ですが、やはり韓国を出るときにすでに変えられて輸出されることが多いようです。多くは著作権の問題のようです。今作品でもＯＳＴになっている以外の曲も使用されているようです。
ちなみによく使用されているのはソ・ムンタクと言う歌唱力が優れていると評判の実力派女性歌手の曲です。また今回テサンとスンジョンが会っている時に流れていたのはハン・ギョンイルのヒット曲です。彼が大失恋した時に作った曲だそうです。ＯＳＴにもご紹介したい曲がまだありますが、使用された回にご紹介しようと思っていましたが残すところ３回となりましたので、回の中ではご紹介できない曲も出てきそうです。そのときは改めて別途ご紹介することに致します。

 

■ロケ地リポート　　江原道（カンウォンドウ）江陵（カンヌン）市　鏡浦台（キョンボデ）海岸

ミジュが美容整形外科のセミナーで行ったのは江原道江陵市鏡浦台海岸、二人が立ったこの海岸は海水浴場としても有名なところです。そして鏡浦台は１５夜の観月で有名で、目の前の鏡浦湖には５つの月が宿るといわれているそうです。それは空に上がった月、海に映った月、湖に映った月、杯に映った月、そしてもう一つは恋人の目に映った月だそうです。詩の好きな韓国人らしいです。鏡浦台そのものは韓国の代表的な屋根の方式である八作屋根の大きな東屋で地方有形文化財にも指定されています。中には栗谷１０歳のときの書 鏡浦台賦をはじめ、高麗時代第１５代王の直筆の書の他、多くの文人や偉人の紀文や詩板などの文化財を有しています。また周辺には金蘭亭、鏡湖亭など１２もの東屋が点在しており自然の美術館の体をなしています。