【第2話】 危機 [あらすじ]
第二話 【 危機 】
ガンジェがミジュの部屋のドアを叩いたのは、実は隣に住む恋人ユジンの部屋にベランダ越しに入りたいためだった。変わりにドアの暗証番号を教えたミジュは中の物音が気になり想像をたくましくする。中では高価なプレゼントより平凡な結婚を望むガンジェの子を宿しているユジン、とっさに別れを切り出す。
さてミジュの父は信島で牧師をしている。妻を亡くした後、孤児院を併設し捨てられた子供たちの面倒を見ている。そんな時、父は娘ミジュ名義の土地を島の知人の借金の担保にしてしまう。ところがその土地に目をつけたのはカン会長率いるミョンドン派。ガンジェはミジュの土地とも知らずサンテクを伴って交渉のため島に向かう。ミジュは自分の土地を売ってソウルに病院を建てるのが夢。土地を買いたいとの話にうきうきと島に帰る。そこに現われたのはまたもやガンジェ。偶然の出会いが重なることになる。
土地を売りたいミジュはガンジェたちを夕食に誘う。そこで数人の男たちに襲われ、ガンジェは腹を刺されてしまう。襲ったのは同じ組でガンジェと敵対する古いタイプのヤクザのチャンペ。会長がガンジェばかりに目を掛ける為、中国人の男たちに襲わせたのだった。表ざたにしたくないガンジェはミジュに治療を頼むが、ミジュは人の生死に関わりたくないと一旦は治療を拒むが応急処置をする。ガンジェは信島が安全だとみてしばらく滞在することにする。ミジュはあれやこれやと面倒なことを言い断ろうとするが、ミジュの言い値で土地を買うというガンジェの申し出を承諾、ミジュは病院を休み、島でガンジェの治療に専念することになる。
一方母から無理に帰国させられたセヨンは、ガンジェばかり可愛がる父にいつも反抗的な態度をとっているが実は“父にまだ片思いをしている”とユジンに打ち明けるほど父を愛している。セヨンは突然ホテルの自室を訪れてくれた父に喜びを感じるが、父の“いつまで遊んで暮らすつもりか、そろそろ考えて行動しろ”との言葉に一瞬にして寂しい悔しい思いに戻る。そんなセヨンはミジュのいる信島に向かうのだが。
第3話 お楽しみに!
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