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韓国ドラマ「恋人」先取りスペシャル インタビュー キム・ジョンウン編 Ⅱ [最新情報]

韓国ドラマ「恋人」先取りスペシャルⅡ~完結編 お楽しみいただいておりますか?

「恋人」
先取りスペシャルインタビュー キム・ジョンウン編Ⅱ

キム・ジョンウンさんのインタビュー2回目の今回は「恋人」のテーマのひとつである大人の恋愛についてドラマのエピソードを交え、大熱弁をふるったところを中心にお届けします。題してキム・ジョンウン恋愛論。

「パリの恋人」、そして今回の「恋人」もそうですが、沢山の韓国ドラマの中でロマンティックコメディーと呼ばれているドラマは、まずは人との出会いから始まり、沢山の話の展開を通じて多くの葛藤があり、次に涙を誘うという話の流れが似通ってしまっている傾向にあります。私が思うにロマンティックコメディーは始まりが肝心ですし、話の展開の起伏が少ないと結果的にドラマとして物足りなさを感じてしまう事になるので、後半の展開を考慮した時に始まりは出来るだけ楽しい方が良いと考えています。この事はキム作家も同じ考えでした。そこで「恋人」1,2話は「パリの恋人」に劣らないくらい面白く仕上がりました。まず二人の出会いからしておかしく笑える展開になっています。

と具体的な1,2話の展開を説明しながら「恋人」始め、韓国ドラマの分析をした後にご自身のこと を聞くこと が出来ました。

Q:明るく元気なキャラクターが多いですが?
A:私がこのような明るく元気な役を演じるきっかけになったのは「ひまわり」だったと思います。
髪も短くして少し変わった役柄でした。今でこそコミカルでハツラツとした役を演じる方が増えましたが、当時は衝撃的でした。その印象があまりに強かったため今に繋がっているのかもしれません。
これが私だけのキャラクターだと武器にしたわけではなく、いろんな役をしているなかで悪役やシリアスな役は記憶されず元気な姿だけが記憶に残ったようです。役が偏ることに悩んだ時期もありましたが私の長所を生かしながら少しずつ違う部分をお見せしようという結論に達しました。そのきっかけになったのがこのドラマ「恋人」でした。元気で明るいだけではなく、心痛める悲しい場面も沢山登場するのでその二つの要素をお見せすることが出来ました。

Q:楽しかったエピソードは?
A:「恋人」では全く釣り合わないヤクザと女医が出会い、常に恐れられているヤクザと、そんなヤクザを全く恐れることのない女医。そんな出会いからしてハチャメチャで笑いを誘うエピソードが多かったと思います。皆が恐れるボスのイメージすら壊してしまうのです。そんな彼ら二人の出会いのシーンを楽しく撮影できました。とても愉快なものとして印象に残っています。実際、人と人の出会い全ては映画やドラマの様に出会いを繰り返すものだと思います。

Q:悲しいシーンで撮影しながらご自身心から寂しく辛かったシーンは?
A:最終話の中でガンジェが出所するシーンのやり取りが今でも見るのが辛いぐらいとても心痛むシーンでした。恋愛経験のある方なら誰しも一度は経験したことがあると思いますが、好きな人をわざと傷つけようと思ってもいない事を言ってしまい後悔した事があると思います。私も実際そんな経験がありますし、最終回になるにつれ私自身役に入りきってしまい、本当に彼を本当に好きなんじゃないかという錯覚を起しながら撮影にも力が入りました。そんな中で最終回を迎え、泣いたり叫んだりと忘れることのできないシーンの撮影になりました。
実際撮影をしている時は相手役を本当に好きになって演技をするとおっしゃる俳優さんは多いですね。
お二人もそんな思いで撮影なさっていたのでしょうか? だからでしょうか、錯覚では終わらなかったようですね。

Q:ご自身の性格は?
A:ドラマの中では愉快で元気なポジティブなキャラクターを演じています。ドラマではつかみ所がない人物になってしまわないようにどうしても解りやすいキャラクターにします。実際の私の性格はミジュに近いところもありますが、意外と女らしかったりもするんですよ。それにシリアスな映画も好きなんですよ。私が演じた役が元気で面白いキャラクターが多かったからか皆さんにはそのイメージがとても強く残っているようです。以前はコミカルなドラマだけではなくシリアスなドラマにも出演していたんですが、皆さんは各々ご自分が好きな部分だけを見ているようで、皆さんが好まれる姿だけを要求され、その型にはめ込んでいるようです。とてもありがたいことではありますが、皆さんが抱く私のイメージと実際の私との距離を縮めることが今後の私の課題だと思っています。

さあいよいよキム・ジョンウン大恋愛論の始まりです。

Q:ドラマの中ではガンジェとセヨンの二人から愛されますが、個人的にはどちらがタイプ?
A:どちらも良いですね。
ガンジェのタイプはとても強い硬派タイプ。反面セヨンはいつも守ってくれるとても優しいタイプですよね。「パリの恋人」でのイ・ドンゴンさんやパク・シニャンさんもそうでしたが、女性の理想としては優しさの中に男の強さもあるようなそんなタイプの人を求めるような気がします。二人とも魅力的ですから私のタイプとして選ぶなら足して2で割りたいですね。
それはそうですね。足して2で割ったらどんな素敵な方になるのでしょう。そんな人がいたら私も会ってみたいです。

Q:もし好きになった人がヤクザだったら?
A:そこまでは考えませんでしたが、犯罪者でなければ関係ないと思います。私は上手に駆け引きが出来る性格でもないので恋愛のついて純粋な人なら関係なく好きになると思います。

Q:ご自身の恋愛は?
A:私自身は回りに刺激を与えたり、勇気づけるようなタイプではないような気がします。時間がなくて恋が出来ないとは思っていませんが、何か夢中になっていることがあると他に気が回らなくなります。
私自身恋愛経験がそう多い方ではありませんが、恋をしたら素直に向き合いたいと思っています。自分自身の気持ちに素直になろうと自分に言い聞かせています。
恋愛経験が少ないことを“あまり良くないこと”と思っていらっしゃるようです。
      
A:20代に比べて心の深みを増していて周囲の色んな事を気にしながら時に心を痛めたり、少しシニカルなのが30代の恋愛のような気がします。年を重ねる事は悲しいことではないと思いますし実際シニカルな部分はありますが、それはごく自然な流れであって、それが人生ですからね。心の隅の方が少し痛みますが一生懸命生きて人を愛する事が大切なのではないでしょうか。愛さえあれば何もいらないというのではなく、昔のように勇気がなく、乗り越えなければならない障害も沢山がありますが、周りに考慮し悩みながら障害を乗り換え愛していくのが30代の恋愛であり、更に年を重ねた40代の恋愛だと思います。ここで重要なのは年代による愛の質だと思うのですが、20代では燃え上がるような恋をし、30代、40代の恋はもっと落ち着いた恋愛だと思い込むのではなく、20代でも40代でも、そして60代でも年齢には全く関係なく感じる辛さは同じで、むしろ増すかも知れませんし、段々勇気がなくなりますよね。
            
                    
Q:実際にジョンウンさんを恋人にしたら?
A:“愛さえあれば何もいらない”とはならないでしょう。そんな時もあるかもしれませんが、相手の事は勿論、周りの人達のことも考えて配慮できることが真実の愛だと思います。自分の感情に素直に恋愛することも素敵なことですが、愛する人だけではなく、その周りの人への配慮が出来て、その時に初めて愛する人を幸せにすることが出来るのではないかと思います。それが大人の恋愛だと思います。

Q:ドラマ「恋人」を通じてご自身成長なさったところは?
A:「恋人」は30代の恋物語です。それだけでも私には大きな変化でした。ドラマをご覧になった方が“あれ?何か違って見えるな。”“演技に深みが出たかな!”と言って下さった時とても嬉しかったです。
           

皆さんは俳優に対して常に変化と変身を要求されます。ですが演技をするにあたって作品によって完全に変えるというのは不可能だと思います。俳優は体を使って表現するので私の本質が変わらない限り完全な変身は不可能です。皆さんが求めるものは瞬間的な変身ではなく、役者としての成長なんだと思います。
手のひらを返すような変化ではなく私が持っているものを基に少しずつ変化しながら努力することが成長であり、それを変化として見て下さるならそれが変身なのではないでしょうか。私自身は成長するために努力するだけで、変化や変身が出来たかどうか、それ判断するのは皆さんだと思っています。それを築かせてくれたのがまさにこの「恋人」というドラマ、そして映画「親知らず」でした。皆さんが抱かれているイメージより少しでも変化した姿を見つけていただけたらこれ以上嬉しい事はありません。
演技に深みが出たと言っていただけたなら自分自身が成長できたと言えるのではないかと思いました。
         

このようにコミカルな演技者として皆さんのイメージにあるキム・ジョンウンさんはインタビュー中も明るく愉快な方でしたが、その演技の成長と共にご自身も刻々と成長なさって、更に素敵な姿を私たちに見せて下さると確信が持てたインタビューになりました。

次回はキム・ジョンウンさんが“私は仕事を始めて7,8年経ちますが、演技をすればするほど作品選びより誰とする仕事なのかという事がもっと大切な気がしています。”と充分な信頼関係が築かれていたシン・ウチョル監督と純粋な彼女ならではの楽しいストーリーを作り出す才能のある方と絶賛したキム・ウンスク作家のインタビューをお送りします。



               韓国ドラマ「恋人」日本初上陸!!先取りスペシャル第2弾
               
                  夏まで待てない!
     韓国ドラマ
「恋人」先取りスペシャルⅡ~完結編
                              (オリジナル番組) 日本語字幕 60分

【出演】
イ・ソジン、キム・ジョンウン、チョン・チャン、キム・ギュリ
【概要】
スペシャルⅡは無料放送! ドラマを見る前に絶対見よう!
話題の韓国ドラマ「恋人」の魅力を徹底分析。
イ・ソジン、キム・ジョンウンなど主人公4人と、シン・ウチョル監督とキム・ウンスク脚本家の独占インタビューを通じて、ドラマ完結までの過程を紹介する。さらに美しい映像とロマンチックなドラマの見どころを徹底分析。韓国で話題になった主人公キム・ジョンウンとキム・ギュリのファッションチェックや、ヤクザを演ずるイ・ソジンのセリフや行動、またドラマに欠かせない名脇役の登場人物も紹介。7/26日の放送に先駆けてドラマを見る前に必須な情報が盛りだくさん。
また、おもしろNG集や、メインキャストのテーマ曲を使ったアジドラオリジナル・ミュージックビデオもお楽しみに!

【放送スケジュール】
7月22日(日) 9:00、15:00、20:00
25日(水)、27日(金) 8:00、14:00



イ・ソジン氏のファンの方ご心配なく、彼のPHOTOギャラリーも近いうち必ずしますからね!

 ●イ・ソジン日本公式サイト
http://www.so-net.ne.jp/seojinlee/


2007-07-19 00:39  nice!(0)  コメント(2) 
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コメント 2

dimple親分

記者会見などでみるジョンウンさんは、明るいのはもちろん、周りの人に細やかな気配りができて、受け答えを聞いても頭の回転の速い女性という印象です。ミジュも魅力的な役柄かもしれませんが、ご本人はずっと大人でステキです。
ソジンさんのPHOTOギャラリーもしてくださるというお知らせ、わざわざどうもありがとうございます!楽しみに待ってま~す☆
by dimple親分 (2007-07-21 01:33) 

shulien

i am happy to see Jung Eun unni's bright smile.
the look of love was really evident on those photos.
and i am excited for the series for its airing in Japan.
by shulien (2007-07-21 07:03) 

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